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父を殺した犯人を捜せ!『暗闇をぶっとばせ!』【3分でわかる!ジャンプ漫画レビュー】

 

 

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警部補である父が何者かに惨殺された!

唯一の手掛かりを頼りに、息子の”壬生隼人”は犯人捜しに奔走するが、父を殺した者達によって罠にはめられてしまう・・・。 
追う者から一転、追われる者に…逃亡者となった隼人は、父の仇を討つことができるのか!?

 

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©暗闇をぶっとばせ!
 

『暗闇をぶっとばせ!』とは

 

週刊少年ジャンプ1994年2号から1994年16号まで連載していたサスペンス漫画。

原作は宮崎博文、漫画を今泉伸二が担当、単行本は全2巻となっている。

『神様はサウスポー』で一躍人気を得た今泉伸二が漫画を担当したものの、思うように人気を得ることはできず、週刊少年ジャンプでの最後の作品となってしまった。

 

 

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父を殺した犯人を追う・壬生隼人

警部補の父を持つ、高校生・壬生 隼人(みぶ はやと)。

将来は父のように警察官を目指していたものの、あるとき、父が事件に巻き込まれ、何者かに惨殺されてしまう。

 

唯一の手掛かりは、現場に残された「左ウデ タランチュラ イレズミ」という父が残した文字のみ。

捜査は難航し、それから1年という時間が経つと共に、捜査本部は解散してしまっていた。

しかし、隼人は犯人を追うことを諦めきれず、「左腕にタランチュラの刺青」を持つ人物を一人探し回っていたのであった。

 

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©暗闇をぶっとばせ!

 

秋本恵

そんな隼人には、4つ年上の幼馴染がいた。

彼女の名前は、秋元 恵(あきもと めぐみ)。

恵も隼人同様、刑事の父を持ち、自身は警察官となっていた。

犯人探しに躍起になり、危険を顧みない隼人に手を焼いていたものの、捜査本部が解散してしまった後も、恵もまた”隼人の父親を殺害した犯人”の捜査を続けていたのであった。

 

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©暗闇をぶっとばせ!

 

恵の父・秋本卓

犯人を追っていたのは、隼人と恵のほかにもいた。

それは、隼人の父の親友でもあり、恵の父でもある”秋元 卓(あきもと すぐる)”だ。

隼人の父を助けられなかった責任感からか、独り身となった隼人を引き取り、自身も捜査を続けていた・・・。

 

そんなあるとき、卓は、隼人の父が隠したと思われる”謎のフロッピーディスク”を発見するのであった。

 

 

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©暗闇をぶっとばせ!

 

左腕にタランチュラの刺青を持つ男

「この”フロッピーディスク”に、事件の犯人に関わる何かがあるに違いない!」

そう確信し、事件解決に迫った卓であったが、なんと彼の前に”左腕にタランチュラの刺青を持つ男”・・・事件の犯人が現れたのであった・・・。

 

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©暗闇をぶっとばせ!

 

一方、隼人にも、犯人の魔の手が迫っていた。

 

犯人により、まんまとやられてしまい、意識を失ってしまった隼人・・・・。

そして、気が付くと、そこには卓の変わり果てた姿があった・・・。

 

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©暗闇をぶっとばせ!

 

卓の死に驚きを隠せない隼人であったが、すぐさまその現場に大勢の警察が駆け付け、逮捕されてしまうことに!

そう、卓は追う者から一転、秋本卓刑事殺害の容疑者へと変わってしまった。

この状況からどう切り抜けるのか?

果たして隼人は、警察の手を逃れ、犯人を捕まえることができるのか!?

 

驚愕の刑事サスペンス物語が今、始まったのであった・・・!

 

 

最後に・・・

 

以上、『暗闇をぶっとばせ!』のレビューであった。

 

1994年当時、刑事を題材とした漫画が週刊少年ジャンプでも多くあった印象がある。

背景には刑事ドラマや火曜サスペンスの人気があったことが少なからず反映されていたのだろう。

しかし、当時としても、こういったサスペンスストーリーものは、もはややり尽くされた感が強く、少年漫画としては斬新だったものの、内容的には目新しさを読者に与えることができなかったように思える。

 

本編は、1話目からとにかく展開が早く、1話目の時点で事件の犯人が明らかになる。

これには、ずっと謎のまま話を進め、読者に犯人捜しをさせるよりも、犯人を最初の段階で明らかにし、犯人がわかりながらも太刀打ちできずに、警察から逃げ回る隼人の姿を描いたほうが、読者の焦燥感を得られ、より熱中させることができると判断したのだろう。

確かに、この構成方法が上手くいっていて、ストーリーはよくあるものながらも、最後までハラハラして読むことができたことは事実である。

そういった点からも作品自体のクオリティ、面白さは高いように感じる。

 

残念ながら、途中で”打ち切り”が決まってしまったためか、早足になり、満足できずに最後を迎えてしまったのだが、まるで2時間サスペンスをみたような満足感を得られるので興味があったら是非とも読んで頂きたい作品である。

 

 

 

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