日刊中年ジャンプ!

春は出会いとケンカの季節!?週刊少年ジャンプのおすすめ”不良・ヤンキー漫画”を紹介!

 

少年誌ということもあり、冒険モノ、格闘モノ、ファンタジーのイメージが強い『週刊少年ジャンプ』

しかし、中には名作といわれる”不良・ヤンキー漫画”も多数誕生している。

今回は、そんなジャンプを影から支え続けている”不良・ヤンキー漫画”中から、週刊少年ジャンプのおすすめ名作漫画を紹介。

 

紹介するほとんどのものが電子書籍化・文庫化されており、今では気軽に読むことができるので、興味があったら是非とも読んでみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

『男一匹ガキ大将』

 

作者 本宮ひろ志
連載期間 1968年11号~1973年13号
巻数 全20巻

 

あらすじ
西海中学の戸川万吉はケンカ好きのガキ大将だ。脱獄犯を捕らえ、勇気と男気に溢れる万吉は「親分」と多くの仲間に慕われる。
伝説の「ガキ大将」が天下を目指して動きだす・・・。

週刊少年ジャンプの初期を支えていた人気漫画。

 

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©男一匹ガキ大将

 

当時ではとても斬新的であった主人公が「関西弁で喋る」という荒々しさが魅力的だった。

また、本宮先生の「絵を描くのが好きではない」という絵に関して、執着していなかったため、大きいコマを使った描写が多いのが特徴的となっている。

しかし、大きいコマを使うことで迫力のある演出となって、これまでになかった漫画に仕上がっていた。

 

オススメポイント


  • 主人公が関西弁
  • 本宮先生特有の”迫力のある演出”

 

 

『激!!極虎一家』

 

作者 宮下あきら
連載期間 1980年35号~1982年44号
巻数 全12巻

 

あらすじ
ド田舎の米田村に住む天涯孤独の少年・虎は、勉強はイマイチだが喧嘩はめっぽう強かった。
東京へ修学旅行で行った虎は、金もないのに盛り場で遊びまくり、そこへ現れた極道達をぶちのめしてしまう。
このことがきっかけで、虎のもとには極道からのスカウトが殺到するのであった。
少年誌とは思えない”少年院”が舞台になっている荒くれもの漫画。

 

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©激!!極虎一家

 

正直なところ、不良漫画というよりギャグ漫画的な要素が強い漫画である。

内容どうこうよりも、とにかく出てくるキャラクターが面白い。

そんな中でも、宮下あきら先生の「女性キャラクターを描けない」という自身の短所を逆手に取り描かれたセーラー服を着て筋骨隆々、そして男子便所で立って用を足し、髭面という”枢斬 暗屯子(すうざん あんとんこ)”には、特に注目だ。

 

オススメポイント


  • 出てくるキャラクターが面白い
  • 枢斬 暗屯子に特に注目

 

 

『男坂』

 

作者 本宮ひろ志
連載期間 1984年32号~1985年12号
巻数 全3巻

 

あらすじ
九十九里にある東雲中の菊川仁義は、ケンカでは負け知らずの中学生だ。
そこに、アメリカへ旅立つために関東へ来ていた武島将が現れる。
早速ケンカを売る仁義だが、武島の圧倒的な強さの前に初めての敗北をするのだった。

ほぼ絶滅ジャンルであった”番長”を題材にした番長ケンカ漫画。

 


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©男坂

 

1984年の連載時時点で、もはや古臭いジャンルだった”番長”に挑んだ車田正美先生の力作であったが、やはり長続きしなかった。

内容はどうであれ、今となっては伝説とも呼ばれる”最終回”を是非ともその目で見て、車田先生の無念さを感じ取ってもらいたいものである。

当時の古き良き絵柄、そして”男臭さ”を感じたい人にはもちろん、途中、真面目に描いてるのか、ギャグで描いてるのかわからない展開など、実にオススメな部分が多い漫画である。

 

オススメポイント


  • 古き良き”男臭さ”
  • 伝説の最終回は絶対見るべき!

 

 

『魁!!男塾』

 

作者 宮下あきら
連載期間 1985年22号~1991年35号
巻数 全34巻

 

あらすじ
過激なスパルタ教育を施す「男塾」
そこは行き場を無くした全国の不良少年達を集めて、過激すぎる軍国主義教育を施す塾であった。
その一号生筆頭である桃太郎は教官に目を付けられて・・・。
「男塾」を舞台に塾生たちの友情や努力、そして勝利する姿を描いた宮下あきら先生の代表作。

 

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©魁!!男塾

 

もはや不良漫画といっていいのかわからないが、オススメとして挙げてみた。

連載当初は、コメディ描写が多く内容もバカバカしいものであったが、ジャンプではお決まりのバトル展開へと突入すると一気に人気となっていった。

良かったところはバトルになったとはいえ、当初のコメディ要素を取り入れていたことや、各キャラクターが今まで見たこともないようなトリッキーな手法で面白おかしく戦うところだろう。

よほど気に入っていたのか、宮下先生が自分で生み出したキャラクターたちに愛情を注ぎすぎたため、作中の戦いで死んでも、後に「実は生きていた」というパターンで復活するのがお決まりなことでも有名な作品である。

 

オススメポイント


  • トリッキーなバトルに注目
  • 実は生きていた!次々と復活するキャラたち

 

 

『ろくでなしBLUES』

 

作者 森田まさのり
連載期間 1988年25号~1997年10号
巻数 全42巻

 

あらすじ
帝拳高校にとんでもない奴がやってきた!
泣く子も黙る超弩級のノーテンキ喧嘩ヤロウ、その名も前田太尊!!
入学早々、反目しあう応援団とボクシング部の抗争に巻き込まれてしまった太尊、勝嗣、米示の3人。
停学中のボクシング部主将の畑中が戻り、事態は混迷を極める・・・。

不良・ヤンキー漫画といえば少年マガジン、チャンピオンという時代の中で、久しぶりのヒット作となった。

 

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©ろくでなしBLUES

 

他のヤンキー漫画と違い田舎臭さを排除して、いかにも現実的でリアリティのある描写が読者の若者たちを魅了していた。

今までになかった独特なセリフ表現や、各キャラクターの表情、仕草がギャグ漫画のように面白く、それがいいアクセントになっていたように思える。

基本的には他校の不良との戦いがメインに描かれているが、作中には”ボクシング”という重要なテーマも含んでおり、ただの不良漫画で終わっていないところもオススメなポイントである。

 

オススメポイント


  • リアリティのある描写
  • 各キャラクターの特徴的な仕草や表情

 

 

『HALERUYA ハレルヤ』

 

作者 梅澤春人
連載期間 1992年26号~1992年35号
巻数 全1巻

 

あらすじ
わがままで自己中、そして人間嫌いの神様・ハレルヤは、日頃の堕落した行いが目に余り、人間界へ追放させられてしまった。
天上界へ戻る条件は、21世紀までに人を本気で愛すること。人間界で出会ったシスタークリスの助言の元、高校に通い始めたハレルヤは、不良として有名な氷室と対立してしまい…!?
次作、大ヒットとなった「BØY -ボーイ-」のプロトタイプ版。

 

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©HALERUYA ハレルヤ

 

大まかな設定やキャラクターなどが、次作の「BØY -ボーイ-」に引き継がれているため、より楽しむためにも読んでおくと吉。

思わぬ繋がりにニヤリと出来るはずだ。

残念ながら連載時は打ち切りとなってしまったが、主人公のハチャメチャなキャラクター、女の子が大好きであることなど、BOYよりもこれはこれで”人間味”があって引き込まれていくだろう。

ストーリーも一見ハチャメチャであるが、実は筋が通っていたりだとか、ハレルヤが人間界で成長していく姿の描かれていて、意外によくできた漫画だと思っている。

梅澤先生が不良漫画に目覚めたきっかけでもあるので、是非とも読んでおいていただきたい一作である。

 

オススメポイント


  • 主人公・ハレルヤの成長
  • 梅澤漫画の原点!

 

 

『BØY -ボーイ-』

 

作者 梅澤春人
連載期間 1992年50号~1999年9号
巻数 全33巻

 

あらすじ
世界征服の野望を持つ、私立楽園高校1年・日々野晴矢。
そして、クラスメイトで画家志望の岡本清志朗。
そんなでこぼこコンビを中心に、自分たちの夢を実現させようと頑張る仲間の高校生たちの姿を、派手なケンカアクションや恋愛模様を交えて多才に描いた青春ケンカ物語である。
もはや、ジャンプの”不良漫画”といえばこれだろう。

 

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©BOY -ボーイ-

 

今まで不良漫画といえば学ランでリーゼントというスタイルの漫画が多かったが、このBØYは、最先端ファッションや流行を取り入れるなど、今までの不良漫画とは一線を画したものになっていた。

とにかくスタイリッシュでカッコいい、これに尽きる。

また、主人公が無敵で強すぎるという”不良漫画”には似合わないジャンプヒーロー的な要素をしっかりと持っているところも面白い。

 

オススメポイント


  • 今までになかったスタイリッシュな不良漫画
  • 主人公がとにかく強い!圧倒的な爽快感!

 

 

『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!』

 

作者 にわのまこと
連載期間 1995年11号~1998年8号
巻数 全15巻

 

あらすじ
陣内流柔術の使い手ながらも中学時代はヤンキーだった真島零だが、高校入学を機に更正を決意する。
やがて彼は、世界最強の格闘家を目指し、多くの猛者と拳を交えることに・・・。
にわの先生が挑戦した本格格闘漫画。

 

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©陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!

 

これまでギャグ路線を得意としてきたにわの先生だったが、今作は極力ギャグを無くし、本格的な格闘漫画に挑戦していた。 

不良漫画というよりも、格闘漫画としての要素が多いのだが、あまり他で紹介する機会もないので挙げてみた。

本格格闘漫画・・・というだけあって格闘技の本当に面白い部分を描こうという、にわの先生の熱が伝わる意欲作であった。

しかし、何分、”本格”だけあって現実味があり、ジャンプ漫画にそぐわない地味な漫画となってしまっていたのが残念なところ。

その一方で、格闘技好きの玄人が読めば、確実にハマるはずなので格闘技ファンには是非とも一度は読んで頂きたい一作である。

 

 

オススメポイント


  • まさに本格格闘漫画!
  • 地味さこそ面白さ!この面白さに気づけるか!

 

 

『ROOKIES -ルーキーズ-』

 

作者 森田まさのり
連載期間 1998年10号~2003年39号
巻数 全24巻

 

あらすじ
二子玉川学園高校にやってきた新任教師・川藤幸一!
その熱血漢ぶりは、担任クラスでも好感を持って受け入れられる。
やがて不良の巣窟となっていた野球部再建に着手するが、猛反発する部員から、川藤が前の学校で“暴力教師”として学校を辞めた事を暴露されてしまった…!!
不良野球部が甲子園を目指す野球漫画。
野球の要素が強いのだが、不良も肝心なキーワードであるため今回挙げた。

 


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©ROOKIES

 

最初は、野球部の不良生徒たちの更生を描いていたのだが、野球部のメンバーが揃ったことで、本格的な野球漫画へとなっていく。 

描かれる青春人間ドラマも熱く、思わず涙してしまう話もあるほどだ。 

少年誌らしからぬ、超人もいなければ、特殊能力もない、どこにでもいそうなリアリティ溢れるキャラクターたちが主役となっており、舞台となっている高校も本当にありそうな高校である。 

そういった親近感もあり、読者が物語に感情移入できたのだろう。 

 

オススメポイント


  • リアリティのある野球描写
  • 思わず涙してしまう感動的なシーンも・・!

 

 

『無頼男 ブレーメン』

 

作者 梅澤春人
連載期間 2000年2号~2001年41号
巻数 全9巻

 

あらすじ
成り上がるために家出した春日露魅王(ロミオ)と、ロックのモンスターバンドを目指す火野麗児。
出会ってすぐに事件に巻き込まれるが、ロミオの無鉄砲さと麗児の熱いハートで乗り越える。
そして意気投合した2人は、それぞれの夢を叶えるために東京へ向かう!
不良漫画に目覚めた梅澤先生の”不良音楽”漫画。

 

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©無頼男 ブレーメン

 

前作『BØY -ボーイ-』のノリを受け継いだ梅澤不良漫画シリーズのひとつ。

少年誌には似つかない刺激的な描写が多い漫画なのだが、それが今でも覚えているくらいインパクトがあるということで今回挙げさせてもらった。

今作は、不良に音楽を合わせた漫画で、ライブの描写などは迫力が伝わって良かったと思うが、結局は”ケンカ”ですべてが解決していくというあまり音楽に関係のない漫画になってしまっていたのが残念。

歌唱シーンもスクリーントーンで誤魔化すのではなく、意味合いのある歌詞を考えて読者にメッセージとして伝えられるように描けていたら、また違った評価がされそうな作品だった。

なにか惜しい・・・。

 

オススメポイント


  • 耐えられるか!?刺激的な描写!
  • 梅澤先生のロック魂!ライブ描写に注目

 

 

『べるぜバブ』

 

作者 田村隆平
連載期間 2009年13号~2014年13号
巻数 全28巻

 

あらすじ
最凶との誉れ高いヤンキーの男鹿辰巳は、ある日ケンカの最中に赤ん坊を拾う。
実はこの赤ん坊こそ、人類を滅ぼすべく送られてきた魔界の王の息子で・・。
ヤンキーが子育てをするという育成不良漫画。

 


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©べるぜバブ

 

”ヤンキーが魔王の子供を育てる”という斬新な設定の漫画であった。

ヤンキー漫画としての色も強いが、キャラクターも可愛らしいし、コメディ色も強いので、「不良漫画はちょっと・・」という女性の方でも十分に楽しく読めるのだろう。

ただ、気になるところは話のお膳立ては毎回とても魅力的で面白いのだが、結末が毎回尻つぼみなところか・・・。

アニメのほうも良く出来ているので、興味のある方はそちらもオススメ。

 

オススメポイント


  • 不良漫画が苦手な女性でも楽しく読める!
  • ヒルダが可愛い!登場キャラクターに注目!

 

 

最後に・・・


週刊少年ジャンプで連載されていた不良・ヤンキー漫画作品の中から、おすすめを紹介してみた。

言ってしまえば、「スラムダンク」も不良であるし、「幽遊白書」も不良がテーマとして入っているため選別に困ったのだが、今回はヤンキー・不良要素が特に強いものを選んだ。

今は人間同士の暴力的な描写がダメなのか生粋の不良漫画というものは、ジャンプで見かけなくなってきてしまったのが残念でならない。

若い読者にあまり馴染みがない今だからこそ、ここら辺で刺激的な不良漫画をバンッ!と持ってきてもインパクトがあると思うのだが・・・。

もはや梅澤先生が「美女がサーフィンしている漫画」を描いているような時代だし、もう無理なのだろうか。

 

 

 

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