日刊中年ジャンプ!

プロ野球開幕目前!週刊少年ジャンプのおすすめ”野球漫画”を紹介!

 

少年誌ということもあり、冒険モノ、格闘モノのイメージが強い『週刊少年ジャンプ』

しかし、中には名作といわれる”野球漫画”も多数誕生している。

今回は、そんなジャンプを影から支え続けている”野球漫画”中から、週刊少年ジャンプのおすすめ名作野球漫画を紹介。

 

紹介するほとんどのものが電子書籍化・文庫化されており、今では気軽に読むことができるので、興味があったら是非とも読んでみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

『侍ジャイアンツ』

 

作者 井上コオ/梶原一騎
連載期間 1971年36号~1974年42号
巻数 全16巻

 

あらすじ
名将川上哲治率いる巨人軍は日本シリーズ六連覇の偉業を成し遂げていた。
何もかもを手に入れたかに見える川上監督だったが、彼にはどうしても欲しいものがあった・・・それは「サムライ」。
そんなサムライを求める川上の目に留まったのは、四国土佐の土佐嵐高校の番場蛮であった。

読売巨人軍と独占契約を結んだジャンプの巨人漫画の第1弾。

 

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©侍ジャイアンツ

 

王、長嶋、川上・・など当時の実在する選手が実名で登場している。

原作者が『巨人の星』の梶原一騎先生だっため、魔球対決など『巨人の星』を匂わせるような場面が多かった。

ただ、『巨人の星』よりも現実離れしすぎた魔球が数々登場し、明るくコミカルな場面が多いことから、より楽しみやすく読みやすい内容になっていた。

 

オススメポイント


  • 次々と登場する魔球が面白い!
  • 実在する選手が実名で登場

 

 

『アストロ球団』

 

作者 中島徳博/遠崎史朗
連載期間 1972年39号~1976年26号
巻数 全20巻

 

あらすじ
1944年(昭和19年)秋。
東京巨人軍の名投手・沢村栄治は、超人プレイのできる新生球団のナインが縦横無尽にプレイをする夢を見て、戦地に散った。
1972年(昭和47年)ペナントレース開幕直後、交通事故で重傷を負った阪神タイガースのエース江夏豊に成り済まし、”謎の少年”が出現したのであった・・・。

魔球や必殺技が飛び交う、ハチャメチャ野球漫画。

 

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©アストロ球団

 

『巨人の星』をきっかけに当時、魔球ブームであった野球漫画界であったが、「消える魔球なんてできない」「現実離れしている」といった冷めた声も多かった。

しかし、この漫画はその声を逆手にとり、ひたすら「魔球・必殺技」を取り入れていれ、ルール無視のとんでも野球を描く手法を取っていた。

内容は次第にエスカレートしていったものの、そのハチャメチャ具合が少年たちの心を掴むことに成功した。

さらには、”美少年キャラ”を取り入れたことにより、女性読者にもファンが多く、その後のジャンプ漫画のキャラクターデザインに多大な影響を与えたのであった。

 

オススメポイント


  • ルール無視のハチャメチャ具合
  • 爆笑!?できる魔球・必殺技の数々

 

 

『プレイボール』

 

作者 ちばあきお
連載期間 1973年27号~1978年31号
巻数 全22巻

 

あらすじ
墨高に入学した谷口は、中学時代、全国野球大会で優勝の経験を持つ。
しかし、その時の骨折が原因で、指が曲がり、ボールが投げられなくなってしまった。
野球への情熱を捨て切れないまま、サッカー部の勧誘を受けるが…!?
月刊少年ジャンプで連載していた『キャプテン』のスピンオフ作品。

 

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©プレイボール

 

スピンオフとはなっているものの、もちろんこの漫画単体でも十分に楽しめる。

絵は決して上手とはいえないが、毎回、勝つか負けるかわからない緊張感のある試合展開が続き、手に汗握って読めることだろう。

ただし、主人公である谷口が真面目でしっかり者なだけに、人間関係に関わるようなドラマ性の部分は薄いのが少し残念か・・・。

作者の体調面もあり、中途半端な形での最終回を迎えてしまっていたのだが、2017年になり”コージィ城倉先生”の手により、最終回からの続きが描かれた『プレイボール2』の連載が開始された。

 

オススメポイント


  • 手に汗握る試合展開が面白い!
  • 続編が連載中で今でも楽しめる!

 

 

『すすめ!!パイレーツ』

 

作者 江口寿史
連載期間 1977年41号~1980年46号
巻数 全11巻

 

あらすじ
千葉県流山市をホームタウンとするプロ野球チーム千葉パイレーツ。千葉県出身の選手のみで構成されたチーム。
富豪・九十九里の出資により創設されたが、九十九里オーナーの極端な浪費グセが祟って資金が底をつき、球団経営が悪化。有力選手も軒並み球団を去り、いつしか弱小お荷物球団となっていた・・・。

「プロ野球ギャグ漫画」の先駆け的な作品。

 

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©すすめ!!パイレーツ

 

「スポコン」が主流であったプロ野球漫画の世界にギャグを取り込むという当時としては斬新な漫画だった。

また、ストーリーとは関係のない時事ネタや他の漫画のパロディを入れるなど、後のギャグ漫画に大きな影響を与えたことだろう。

不条理なギャグが多いのだが、真面目な話も描かれており、決してストーリーが破綻しているわけではないのはさすがである。

 

オススメポイント


  • プロ野球ギャグ漫画の先駆け
  • 攻めすぎたパロディや時事ネタの数々

 

 

『県立海空高校野球部員 山下たろーくん』

 

作者 こせきこうじ
連載期間 1986年44号~1990年32号
巻数 全21巻

 

あらすじ
史上最高の野球部員を目指す海空高校野球部員の山下たろーを中心に、泥にまみれながらも海空高校野球部員たちが、最高の野球部へと成長する物語。
ある日の放課後、たまたま立ち寄っただけの強豪・山沼高校野球部の社交辞令をきっかけに、野球部員たちの闘志に火が付き、その日から山下たろーを中心に猛練習が始まるのであった。
しばらく不作であったジャンプの”野球漫画”で久しぶりのヒット作となった。

 

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©県立海空高校野球部員 山下たろ~くん

 

タイトルにあるように「高校野球」を舞台とした漫画であったが、ひたすら試合部分のみが描かれているという珍しい野球漫画であった。

他の野球漫画では、長くなりがちな1試合にかかる話数も20話前後、そして、終わったら次の試合がまた始まる・・・といった具合に非常にテンポ良くストーリーが展開されていった。

基本的に、初回に点数が入り、中盤は膠着、後半にドラマといったお決まりのパターンなのだが、毎回工夫が盛り込まれており、夢中にさせてくれる。

主人公がよっぽどのハマり役だったためか、完結後も続編となる『株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん』が描かれるなど、息の長い漫画となった。

 

オススメポイント


  • 試合のテンポが良くよみやすい
  • 絵からは想像できないほど、試合内容がド派手!

 

 

『ペナントレース やまだたいちの奇蹟』

 

作者 こせきこうじ
連載期間 1991年25号~1994年3・4号
巻数 全14巻

 

あらすじ
野球が大好きだがド下手な山田太一は、少年時代から憧れたセントラル・リーグのお荷物球団・アストロズに入り、三原脩と優勝を目指す事を夢見る。
そんな彼の闘志が、アストロズに奇跡を呼び起こす…。
野球下手な主人公がプロ野球の世界で成功していくサクセスストーリー野球漫画。

 

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©ペナントレース やまだたいちの奇蹟

 

野球は下手だが野球は大好きな主人公がひたすら努力を重ねる姿は、読んでいて心が打たれることだろう。

才能が溢れる主人公ばかりの少年漫画の中で、一番泥臭く、努力した男だったのではないだろうか。

プロ野球が舞台の為、松井、清原、野茂・・・といった1990年代のプロ野球黄金期のスターたちが続々と登場しているところも面白い。

今作もテンポよく試合描写を中心に話は進んでいくものの、アイディアを出し尽くしてしまったのか奇をてらったような展開はなく少々物足りない感じであった・・・。 

 

オススメポイント


  • 主人公の諦めない泥臭さ
  • 1990年代のプロ野球選手が実名登場

 

 

『ROOKIES -ルーキーズ-』

 

作者 森田まさのり
連載期間 1998年10号~2003年39号
巻数 全24巻

 

あらすじ
二子玉川学園高校にやってきた新任教師・川藤幸一!
その熱血漢ぶりは、担任クラスでも好感を持って受け入れられる。
やがて不良の巣窟となっていた野球部再建に着手するが、猛反発する部員から、川藤が前の学校で“暴力教師”として学校を辞めた事を暴露されてしまった…!!
不良野球部が甲子園を目指す野球漫画。

 


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©ROOKIES

 

最初は、野球部の不良生徒たちの更生を描いていたのだが、野球部のメンバーが揃ったことで、本格的な野球漫画へとなっていく。 

描かれる青春人間ドラマも熱く、思わず涙してしまう話もあるほどだ。 

少年誌らしからぬ、超人もいなければ、特殊能力もない、どこにでもいそうなリアリティ溢れるキャラクターたちが主役となっており、舞台となっている高校も本当にありそうな高校である。 

そういった親近感もあり、読者が物語に感情移入できたのだろう。 

 

オススメポイント


  • リアリティのある野球描写
  • 思わず涙してしまう感動的なシーンも・・!

 

 

『Mr.FULLSWING』

 

作者 鈴木信也
連載期間 2001年23号~2006年23号
巻数 全24巻

 

あらすじ
猿野天国は十二支高校1年B組15歳、彼女いない歴15年、無茶を繰り返すパワフルバカ。
入学早々、野球部のマネージャー鳥居凪に一目ぼれし、全く野球経験がないのに野球部に入部…しようとするが、なんと今年から入部試験が導入された!?
高校野球を舞台とした超人ギャグ野球漫画。

 

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©Mr.FULLSWING

 

中盤辺りまで、ほとんど野球が関係のないギャグ漫画であるため、野球に興味がなくても楽しめるだろう。

登場するキャラクターも個性的で面白い。

しかしながら、野球部分も途中からしっかりとしていき、ライバルに勝つために練習を重ね必殺技のようなものを取得していくなど、しっかりとスポコン要素も含まれている。

「テニスの王子様」のような、リアリティとはかけ離れたスポーツ漫画であるため、好き嫌いが分かれるかもしれないが興味があるのならば一度、読んで見るのがオススメだ。

 

オススメポイント


  • ギャグ満載、野球に興味がなくても楽しめる
  • 個性的なキャラクターが織りなす、熱いドラマ

 

 

最後に・・・


週刊少年ジャンプで連載されていた野球漫画作品の中から、おすすめを紹介してみた。

少年ジャンプで野球漫画といえば、”プレイボール”は外せないだろう。

絵が上手いわけではないのだが、試合展開で魅せるというやり方は今でも参考にして欲しいくらいである。

残念ながら近年ではまったくヒット作がないジャンプ野球漫画であるが、近いうちに何が新たなヒット作は出てくるのだろうか・・・。

 

 

 

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