日刊中年ジャンプ!

【必読】週刊少年ジャンプのおすすめ”ギャグ漫画”を紹介!

 

少年誌ということもあり、冒険モノ、格闘モノのイメージが強い『週刊少年ジャンプ』

しかし、中には名作といわれる”ギャグ漫画”も多数誕生している。

今回は、そんなジャンプを支え続けている”ギャグ漫画”中から、週刊少年ジャンプのおすすめ名作ギャグ漫画を紹介。

 

紹介するほとんどのものが電子書籍化されており、今では気軽に読むことができるので、興味があったら是非とも読んでみてはいかがだろうか。

 

 

[:contents]

 

 

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

 

作者 秋本治
連載期間 1976年42号~2016年42号
巻数 全200巻

 

あらすじ
派出所に勤める両さんこと両津勘吉は、なによりもお金儲けが大好きな型破りなお巡りさん。 そんな両さんが、超絶セレブの中川・麗子、超堅物上司の大原部長、他にも大勢いる超個性豊かなキャラ達と繰り広げるドタバタ人情ギャグ。

週刊少年ジャンプで40年の間、休載をせずに連載を続けたレジェンド漫画。

 

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©こちら葛飾区亀有公園前派出所

 

「こち亀は100巻以降は・・・」というネガティブな声も多いが、そんなことはなく全巻通して間違いなく楽しめる漫画である。

全200巻と読むには大変だが、特にストーリー性はなく、”1話完結型”の強みもあって、”どこから読んでも楽しめる”のもこの作品の強みだろう。

いまから全巻を読むのは難しいが、少年ジャンプを40年間支えてきた名作なので、是非とも機会があればまとめて読んで頂きたい一押しのギャグ漫画だ。

 

オススメポイント


  • 1話完結のため、どこから読んでも面白い
  • 毎日1話ずつ読んでも5年近くかかる全200巻という歴史の重み

 

 

『キン肉マン』

 

作者 ゆでたまご
連載期間 1979年22号~1987年21号
巻数 全36巻

 

あらすじ
怪獣に負けてばかりのドジなヒーロー・キン肉マン。 しかし、その正体は宇宙一のヒーロー一族・キン肉星の王子だった! 故郷の危機を救うため、星に舞い戻ったキン肉マンを待ち受けていた強敵は…!?

「ダメ超人」と人々にバカにされながらも、仲間の超人たちと地球の平和を守り、戦い続けた主人公の成長していく姿が描かれている。

 

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©キン肉マン

 

最初は完全なヒーローギャグ漫画であったが、途中からバトル漫画へと路線を変え大ヒットした。

しかし、バトル漫画になったとはいえ、序盤の荒唐無稽さはそのままに、ツッコミどころも多く、読者から今でも愛される漫画となっている。

また、読者の考えた超人を次々に主要キャラとして使用するなど、作者と読者の距離感が妙に近かったのも人気の一因だろう。

ギャグはもちろん、個性的な超人のデザイン、そしてその超人たちが見せる”熱い闘い”にも注目だ。

 

オススメポイント


  • 読者が考えた個性あふれる超人たち
  • ギャグだけではない!熱い闘いにも注目!

 

 

『Dr.スランプ』

 

作者 鳥山明
連載期間 1980年5・6号~1984年39号
巻数 全18巻

 

あらすじ
自称・天才発明家の則巻センベエが造りあげた人間型ロボット・則巻アラレ。 無邪気な彼女だがそのパワーは凄まじく、ゲンコツ一発で地球をも割ってしまうほど。 原始時代の卵から生まれた天使のようなガッちゃんを引き連れて、のどかなペンギン村はアラレ旋風で今日も大騒ぎ!

人間型ロボットのアラレが巻き起こす騒動を描いた、鳥山明先生の連載デビュー作にして、国民的大ヒットギャグ漫画。

 

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©Dr.スランプ

 

間違いなく漫画界に革命を起こした作品。

これまで漫画の絵といえば、いかにも”漫画!”といったようだったのだが、鳥山先生の描くこの「Dr.スランプ」は、何か”イラスト”のようなポップな雰囲気を感じさせていた。

アラレを始め、登場するキャラクターは、みんな可愛く、今でも時代を感じさせない非情に優れたデザインとなっている。

こういったデザイン性溢れるキャラクターや、独特なコマ割りは、その後の漫画家たちに大きな影響を与えていたことだろう。

ギャグ漫画のタブーである”明確なツッコミキャラ”が不在というスタイルの中でも、しっかりと1話1話がまとまっているのは、鳥山先生のセンスがあるからこそ。

 

オススメポイント


  • 必見!鳥山明先生の連載デビュー作
  • 漫画界に革命、可愛らしいキャラデザインに注目

 

 

『3年奇面組』

 

作者 新沢基栄
連載期間 1980年41号~1982年17号
巻数 全6巻

 

あらすじ
一応中学校の「3年奇面組」は、その名のとおり“おかしな顔”の5人組。  一堂零が率いる奇面組を中心に、「骨組」「色男組」「腕組」「番組」といった名物集団たちが様々な個性をモットーに、日夜珍事をくり広げる!

奇面組と呼ばれる仲良し5人組が巻き起こす日常ギャグ漫画。

 

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©3年奇面組

 

登場人物の名前が全員ダジャレになっている、というユニークさが好きだった。

「ギャグになるとキャラクターの頭身が変わる」という今でもギャグ漫画でよくみる手法は、この漫画が始まりだったのではないだろうか。

また、「連載にあわせて漫画の中の時間を進める」という手法も取り入れ、主人公たちも連載に応じて年をとっていくのはギャグ漫画としては斬新だった。

続編となる「ハイスクール!奇面組」との登場人物を合わせると、とんでもない人数のキャラクターが登場しているのだが、すべて描き分けている作者の地味に高い画力にも注目である。

 

オススメポイント


  • ギャグになると「等身が変わる」面白さ
  • 多くの登場キャラを描き分ける高い画力

 

 

『ハイスクール!奇面組』

 

作者 新沢基栄
連載期間 1982年18号~1987年30号
巻数 全20巻

 

あらすじ
3回の留年を乗り越え、どうにかこうにか高校生になれた奇面組。 お馴染みの多彩なキャラに新顔も加わり、変態ぶりはさらに高まっていた! そんな彼らは、野球に演劇、剣道といろんなクラブにも挑戦し、ギャグ度はさらにパワーアップしていく。

「3年奇面組」の続編、高校生となった奇面組の変わらぬ暴れっぷりが描かれた。

 

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©ハイスクール!奇面組

 

「作中も時間経過する」という手法を用いてしまったため、途中、タイムマシンで作者が過去に戻る、といったギャグ漫画だからこそ許される苦肉の策を使って連載を伸ばしていた。

こう文字で書くと「え?」となりそうなのだが、それがなぜだか面白かった。

背景には「人気があったために終わらせることができなかった」ことや「アニメのタイミングで終わらせられない」など、大人の事情があったようである。 

最終回は今になっても度々、語られるほどの壮絶なオチとなっているが、すごく練られて作られた漫画だったので、何か別の意味を感じさせるようなオチのように思えてならない。

果たして、衝撃の最終回を読み終え、どのように感じるのか・・・是非とも全編を読んで意味を考えて欲しい。 

 

オススメポイント


  • まさかの作者がタイムスリップ
  • ラストのオチをどう読み取るか

 

 

『みどりのマキバオー』

 

作者 つの丸
連載期間 1994年50号~1998年9号
巻数 全16巻

 

あらすじ
日本競馬史上、かつてない珍馬が生まれた。 体は小さいが走るのは速い、犬の様な白毛馬、みどり牧場一の競走馬・ミドリマキバオー。 競走馬としては極端に恵まれない体型を持つマキバオーが、無敵の競走馬・カスケードなどのライバルとの激戦を繰り広げ、成長していく。

ギャグ漫画でお馴染みのつの丸先生の出世作。

 

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©みどりのマキバオー

 

競馬、競走馬漫画なのだが、他のそういった漫画と一番違ったところは、やはり馬が普通に”喋る”ことだろう。

これはギャグ漫画だからこそ納得できたし、この漫画の面白さとなったポイントだと思う。

序盤は、つの丸先生お得意のギャグが満載なのだが、マキバオーが徐々に成長していくと共に、思わず熱くなってしまうレース描写や、泣けてしまう話なども用意され、ただのギャグ漫画の枠には捕らわれない名作となっていった。

 

オススメポイント


  • 馬が喋る、ギャグ漫画ならではの工夫
  • 熱くなるレース、泣ける話にも注目

 

 

『珍遊記』

 

作者 漫☆画太郎
連載期間 1990年49号~1992年13号
巻数 全6巻

 

あらすじ
昔々ある所にジジイとババアがいました。 二人は、史上最強のサル&天下無法の暴れん坊の”山田太郎”にたいそう手を焼いていました。 そこへ現われたのは旅の僧・玄じょう。 人智を超えた二人の戦いは意外な展開に…!?

西遊記をモチーフとした破天荒漫画家・漫☆画太郎の連載デビュー作。

 

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©珍遊記

 

今思うと、当時、爆発的な売り上げを誇っていたジャンプだからこそ、”挑戦的な意味”で連載できた漫画だったのだろう。

何が面白いのかと問われると、一晩考えてもわからないのだが、やはり”勢い”と”狂気な画風”だろうか。

また、当時の強力な連載陣の中にこれが連載している、というスパイス的な面白さもあったのかもしれない・・・。

西遊記がモチーフの漫画なのだが、「ドラゴンボール」が連載中だったために、「孫悟空」という名前が使えず、”山田太郎”という投げやりな名前にした、という面白い逸話がある。

 

オススメポイント


  • 狂気な画風
  • とてつもない勢い任せ感

 

 

『まじかる☆タルるートくん』

 

作者 江川達也
連載期間 1988年49号~1992年40号
巻数 全21巻

 

あらすじ
ちょっぴりおまぬけな小学生・江戸城本丸は、偶然唱えた魔法の呪文で、おちこぼれ魔法使いのタルるートを呼び出してしまう。 友達になった二人は、タルるートの魔法で今日も大騒ぎを巻き起こす・・・!

可愛い魔法使いタルるートくんの大奮闘を描いたギャグ漫画。

 

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©まじかる☆タルるートくん

 

ダメダメな少年のもとに、魔法を使って何でも叶えられる魔法使いがあらわれ~・・という、いわゆる「ドラえもん」的な漫画だった。

しかし、ドラえもんとの決定的な違いとして、内容は下ネタや下世話は話がほとんど。

逆に、それが少年たちの心を掴んだのだろう。

また、タルるートなどのキャラクターの可愛さも、その下ネタとのギャップで良かったのだと思う。

アニメ化、映画化、ゲーム化とその人気は計り知れず、今では、何かと敵の多い江川達也先生だが、この作品により巨万の富を築いたようである。

そういえば、江川先生本人が「リメイクしてくれる人を募集している」という話をしていたが、結局どうなったのだろうか。

 

オススメポイント


  • 内容とのギャップ!キャラクターの可愛さ
  • そういえば、リメイクどうなったの?

 

 

『王様はロバ』

 

作者 なにわ小吉
連載期間 1994年17号~1996年52号
巻数 全7巻

 

あらすじ
巨大怪獣「ゾウラ」襲来! ビル街へ上陸した彼らだが、基本的にはでっかくなった象。果たしてその対処法とは…!? 「~~ラ」シリーズや、おとぎ話の登場人物が集団になる「集団」シリーズなど、キレ味鋭い小ネタを多数収録!

巻末の1ページ漫画として始まったショートギャグ漫画。

 

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©王様はロバ

 

週刊少年ジャンプに突如して現れたシュールギャグ漫画であった。

正直な話、連載していた当時は、何が面白いのかわからなかったが、今になって読んで見るとそのシュールさがとても味わい深い。

単行本は、ジャンプコミックとしては珍しいB5版での発売となったのは衝撃的だった記憶がある。

全7巻というちょうどいい長さ、古本屋でもよく見かけるので、興味があったら是非とも一度手に取ってみて欲しい作品だ。

一度読めば、誰しも必ずツボに入るネタがあるはず。

 

オススメポイント


  • 必ずハマる!シュールなギャグ
  • 隠れた名作との声高し

 

 

『すごいよ!!マサルさん』

 

作者 うすた京介
連載期間 1995年52号~1997年40号
巻数 全7巻

 

あらすじ
わかめ高校2年生の花中島マサル。 彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員はフーミン・真茶彦・キャシャリン・スーザンの4名。 ちょっとおかしな部活が、今日も展開され!?

ギャグ漫画界に新時代の到来を予感させたうすた京介先生の連載デビュー作。

 

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©すごいよ!!マサルさん

 

何を隠そうジャンプのギャグ漫画史上一番笑って読んだ漫画がこれだ。

うすた先生の「オクレ兄さん」「田中スーザンふ美子」「モエモエ」「メソ」といった言葉選びのセンスに衝撃を受けたし、その斬新なギャグセンスは、ギャグ漫画界に間違いなく革新をもたらした。

人気絶頂の中で連載を終了させ、「カッコいい・・」と思っていたのだが、どうやら裏では、その人気がゆえ、精神的に参ってしまっていたそうだ。

現在でも色褪せない面白いギャグの数々は爆笑間違いなし、絶対に読んで欲しい。

 

オススメポイント


  • 言葉選びのセンス
  • 今でも色褪せない、キレキレのギャグは必見

 

 

『幕張』

 

作者 木多康昭
連載期間 1996年11号~1997年49号
巻数 全9巻

 

あらすじ
千葉県の幕張にある高校の野球部を舞台に、3度の飯よりおっぱいが好きな塩田鉄人(しおだ・てつひと)とロリコンで変態な奈良重雄(なら・しげお)が活躍する青春下ネタギャグコメディ。

木多康昭先生の連載デビュー作にて、多くの敵を作ったギャグ漫画。

 

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©幕張

 

読者の声を漫画にしていたというか、色々な漫画のパロディや下ネタ、過激な毒舌などを武器に一部から壮絶な人気を得た。

特に、同時期に連載をしていた月島薫先生への攻撃は執拗的で強かった。

その磨きに磨かれたキバはついには、編集部や芸能人にも向けられ、後に内部で色々問題があったようである。

今となっては、当時のことを色々と知っていないと楽しめない部分も何かと多いが、こういった攻めに攻めたデンジャラスな漫画を連載していたジャンプの勢いも感じるためにも、読んでみることをオススメしたい。

 

オススメポイント


  • 過激すぎるパロディネタや毒舌の数々
  • 月島薫先生いじり

 

 

『ピューと吹く!ジャガー』

 

作者 うすた京介
連載期間 2000年38号~2010年38号
巻数 全20巻

 

あらすじ
酒留清彦はミュージシャンを夢見る17歳。 ある日、意を決してオーディション会場へやってきた清彦は、そこで謎のフエ吹き男と出会う。 彼こそが、この後の清彦をギャグ人生へと誘うジャガーさん、その人であった!!

個性派ギャグ漫画家・うすた京介先生が笛一本で戦いを挑んだギャグ漫画。

 

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©ピューと吹く!ジャガー

 

前作「武士沢レシーブ」の空回りによって、ついに勢いが落ちたかに見えたが、うすた京介は輝きを失っていなかった。

言葉遊びのセンス、シュールさはさらに勢いを増し、ギャグはキレキレとなって復活を果たしたのだ。

さすがにここまでの長期連載は予想していなかったのか、後半は少々息切れしてくるものの、全体を通して笑って読めることだろう。

「すごよ!マサルさん」のときに頻繁に描かれた、うすた京介先生が得意とする独特のポエムや歌詞も今回登場するのでそこにも注目である。

しかしながら、さすがに笛での戦いは、うすた先生のセンスを持ってしても厳しかったのか、徐々に笛が関係なくなるのであった。

 

オススメポイント


  • 復活したうすた先生のギャグセンスに再度注目
  • 独特すぎるポエムや歌詞が面白い

 

 

『銀魂』

 

作者 空知英秋
連載期間 2004年2号~2018年42号
巻数 全77巻

 

あらすじ
江戸では、突如宙から舞い降りた異人「天人」の台頭と廃刀令により侍が衰退の一途をたどっていた。 しかし一人、侍の魂を堅持する男が…。 その名は坂田銀時。甘党&無鉄砲なこの男が、腐った江戸を一刀両断…するかも!?

ジャンル的には”人情コメディ”のようだが、一応ギャグ漫画として今回、選ばせてもらった。

 

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©銀魂

 

序盤こそそのシュールさ、世界観がなかなか理解されず、低迷に低迷を重ね、打ち切りの危機にあったものの見事に復活を果たし、大人気ギャグ漫画となるまでになった。

個性的なキャラクターが繰り広げる独特なやり取りは面白く、読み進めていくうちにクセになるだろう。

また、主人公が周囲の面々と繰り広げるドタバタギャグが基本路線ではあるが、時々シリアスな話も織り交ぜられ、いい緩急になっていた。

すべて読むと70巻を超えてしまうので、なかなか大変に思うかもしれないが、一度ハマってしまえばテンポもいいので、すぐに読めてしまうはずだ。

 

オススメポイント


  • キャラの独特なやりとりの面白さ
  • 長編のシリアスな話がいい緩急

 

 

『太臓もて王サーガ』

 

作者 大亜門
連載期間 2005年34号~2007年24号
巻数 全8巻

 

あらすじ
異世界「間界」の王子・太臓が、人間が住む「実界」にやって来た! その目的は太臓ハーレムランド建設!? 「赤い悪魔」と呼ばれる不良・阿久津宏海を巻き込んで、もて王を目指す太臓の「愛」のGAG物語が始まる!!

2000年代の初期にパロディネタを武器に、人気を得た大亜門先生の漫画。

 

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©太臓もて王サーガ

 

今回も大亜門先生の得意の漫画パロディや時事ネタが盛りだくさんとなっている。

漫画のパロディはそのときが旬のタイムリーなネタが多いことや、連載時点でも、よほど漫画好きじゃないわからないようなコアなネタが多かったので、もしかしたら人によっては、笑いどころがわからない漫画かもしれないだろう。

そういった意味でも人を選ぶ漫画なのだが、ハチャメチャをやっているようで、テンポは良く、登場キャラクターは魅力に溢れ、関係性などもしっかりと丁寧に描かれているので、なかなか考えて作られていた漫画だったと思う。

パロディギャグ漫画というだけではなく、大亜門先生の漫画作りの上手さを感じて欲しい作品でもある。

 

オススメポイント


  • ジョジョネタ多数、全部のパロディネタがわかるか?
  • 漫画として意外に作り込まれている部分

 

 

『斉木楠雄のΨ難』

 

作者 麻生周一
連載期間 2012年24号~2018年13号
巻数 全26巻

 

あらすじ

彼の名前は斉木楠雄、超能力者である。

誰もが羨む才能も、本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。

故に人前では力を封印、目立たず人と関わらずを心掛けてきた斉木だったが、何故かワケあり同級生が急接近!?

主人公がツッコミ役という珍しいタイプのギャグ漫画。

 

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©斉木楠雄のΨ難

 

主人公である斉木楠雄は全知全能の超能力者がうえ、相手の心が読めてしまう。

そのため、読者にモノローグで語りかけるだけで、ほとんど会話をしないという変わった形式をとっているのだが、そのおかげなのか、主人公に感情移入しやすく、自然と物語に没入できるので、とても面白い手法である。

全体的にシュールギャグなのだが、ギャグ漫画にありがちなパロディに偏ることもなければ、下ネタに偏ることもないので、誰でも安心して楽しめるだろう。

また、冷徹な性格の斉木楠雄が、ときよりクラスメイトに見せるハートフルな描写が、ギャグ一辺倒になりがちなストーリーのいい緩急になっているので、そこにも注目して是非とも読んでみて頂きたい。

 

オススメポイント


  • 主人公がツッコミ役のため、自由度の高い話が多い
  • 冷徹な主人公がみせるハートフルな話

 

 

『新米婦警キルコさん』

 

作者 平方昌宏
連載期間 2012年51号~2013年25号
巻数 全3巻

 

あらすじ
警察内のはみ出し者が送られるという流島分署。  辺境のこの地にやって来たのは、左目に眼帯、背中にトンファブレイドを携えた傭兵あがりの巨乳新米婦警・音無キルコ!  人並外れの戦闘力で街の平和を守ります!!

新米婦警のキルコさんが巻き起こすドタバタギャグ漫画。

 

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©新米婦警キルコさん

 

主人公のキルコさんはとても可愛かったし、毎回、とても練られた話が続いていたのだが、残念ながら打ち切られてしまった不遇なギャグ漫画。

特にここがダメだ、というところがなかったが、ここが良い!という飛びぬけたところもなかったのがダメだったのか。

キルコさんに次ぐような魅力的なキャラクターが早めに登場していれば、また変わっていたのだろうが・・・。

一見ハチャメチャなように感じるかもしれないが、丁寧に話が作られているため、全体を通してすごく読みやすくなっているのがポイント高し。

ギャグのキレもなかなかなので、気になっているならば、読んで損はないだろう。

 

オススメポイント


  • キルコさんがとにかく可愛い
  • 1話からの安定感、丁寧な話作りは高評価

 

 

『左門くんはサモナー』

 

作者 沼駿
連載期間 2015年43号~2017年27号
巻数 全10巻

 

あらすじ
優しく無欲な女子高生・天使ヶ原さんが出会った、ナゾの転校生・左門くん。 彼は悪魔の召喚が趣味の召喚術士(サモナー)で、おまけに 生粋の善人嫌い!! アノ手コノ手で天使ヶ原さんを「欲」の道に導こうとするが…!?

個性的な左門くんと、それに振り回される天使ヶ原さんのドタバタギャグ漫画。

 

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©左門くんはサモナー

 

連載中は、個人的には推していたギャグ漫画。

左門くんとヒロインである天使ヶ原さんの関係性や、ところどころに入るパロディの小ネタが面白かった。

また、左門に召喚される悪魔たちはみな凶悪な力を持っているものの、可愛らしいさがあるのが良い。

読者人気や勢いもあったので、このままアニメ化までいくかと思っていたのだが、そこまで長続きすることはなく・・・。

今思うと、1話1話のカロリーは高いし、果たしてアニメにして、この面白さが伝わるかわかり難い作品でもあったので、懸命な判断だろうと納得。

 

オススメポイント


  • 天使ヶ原さんと左門くんのやり取りが面白い
  • 悪魔たちが凶悪なわりに可愛らしい

 

 

『青春兵器ナンバーワン』

 

作者 長谷川智広
連載期間 2016年46号~2018年14号
巻数 全7巻

 

あらすじ
世界征服を企む人造人間集団“ナンバーズ”。 彼らに対抗すべく極秘に組織された“MAPPO”のエージェントの一人、北斗英二は高校生である。 そんな彼のクラスに転校してきたのは“ナンバーズ”最強の戦士・難波零一(なんばぜろいち)! 混乱しながらも零一の排除に乗り出した英二だが——!?

あらすじを読むとギャグ漫画に思えないが、しっかりとギャグ漫画である。

 

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©青春兵器ナンバーワン

 

序盤は英二と零一にまだまだ距離感があるのだが、話を重ねるごとに二人の距離感が詰まっていった辺りから、英二のツッコミが切れだし面白くなっていった印象がある。

所々でナンバーズとMAPPOの戦闘も入るのも、ギャグとのメリハリになっていて良かった。

面白さの軌道に乗るまでに少々の時間がかかるのだが、全体的にとても優しい世界なので、安心して読める漫画である。

また、登場キャラクターの名前がウルトラマンから取られているなど、細かなネタも。

 

オススメポイント


  • 時間がかかるが、磨きがかかる英字のツッコミ
  • 優しい世界観

 

最後に・・・


週刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画作品の中から、おすすめを紹介してみた。

今回は電子書籍化されていたり、コミックスが手に入りやすい、といったものの中から個人的におすすめなものを選んだ。

 

少しばかりクセの強い漫画もあるが、全体的に誰が読んでも面白い漫画なので、ジャンプのギャグ漫画の歴史を知るうえでも是非とも呼んで頂きたいところである。

 

 

 

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