日刊中年ジャンプ!

もしも馬の言葉が聞けたなら・・『白帝のエリカ』【3分でわかる!ジャンプ漫画レビュー】

 

 

 

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動物の言葉がわかる不思議な力を持つ少年・”綱引 鉄太”

そんな鉄太は、「馬とも話せるから簡単」とばかりに、競馬の騎手になることを目指していた。

 

ある日、その花形たる騎手の卵たちが日々鍛錬を積む学び舎である”競馬学苑”の入学テストを受けに学苑に訪れると、ひょんなことから、”エリカマレンゴ”(通称・エリカ)という元・競走馬と実技試験のペアを組むことに・・・。

しかし、この”エリカ”は極度の人嫌いで・・・。

 

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©白帝のエリカ

 

『白帝のエリカ』とは

 

週刊少年ジャンプ2019年8号に読み切り掲載された競走馬漫画。

作者は杠 憲太。

2016年には、金未来杯に『BOY THE GOLD』でノミネートされた経験を持つ。

 

 

ここがオススメ!

 

動物と話せる少年・綱引 鉄太

綱引鉄太は幼いころから”動物の言葉がわかる”という不思議な力をもつ、中学三年生。

 

そんな鉄太は、「馬とも話すことができるから、自分にはピッタリ」と、あるときから”競馬”の”騎手”を目指すようになっていた。

そしてある日、騎手になるべく、その卵たちが日々鍛錬を積む学び舎である”競馬学苑”の入学テストを受けに学苑に訪れたのであった。

 

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©白帝のエリカ

 

李木ほなみ

そこで鉄太は、競馬学苑の”厩務員課程生”で、今回の試験の手伝いをしている”李木ほなみ”に出会う。

彼女の可愛らしさに一目ぼれしてしまった鉄太だったが、ほなみの調教馬で、今回の試験のパートナーとなる”エリカマレンゴ”は、とてもクセの強い馬であった・・・。

 

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©白帝のエリカ

 

元・競走馬”エリカマレンゴ”

元・競走馬”エリカマレンゴ”(通称・エリカ)は、ほなみの言う事しか聞かず、そのうえ極度の人嫌い。

何やら競走馬時代に”騎手”とモメてしまったようで、この学苑へと来た経緯があるという。

そんな性格からか、学苑でも周囲からは”暴れ馬”と言われ、処分を検討されるほど

 

いくら「動物と会話できる」鉄太とはいえ、もちろんエリカは一切聞く耳持たず、鉄太のことは、ほなみを巡る「恋敵(ライバル)」として敵視していた・・・。

 

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©白帝のエリカ

 

鉄太の”声”は届くのか・・!?

それからというもの、エリカを乗りこなそうと試みるも、幾度となく振り落とされる鉄太。

前評判通りのエリカの暴れ馬っぷりに「他の馬に変えたほうがいい」と言われる鉄太であったが、鉄太は”エリカ”から徐々に「何か」を感じ取っていたのだった・・・。

 

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©白帝のエリカ

 

果たして、「無言」を貫く”エリカ”が伝えたい”言葉”とは・・・・。

そして、鉄太の”言葉”はエリカに届くのか・・・?

 

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©白帝のエリカ

 

最後に・・・

 

以上、『白帝のエリカ』のレビューであった。

 

週刊少年ジャンプでこういった競走馬、競馬漫画となると「マイバオー」以来だろうか。

競馬業界は、CMで若手の俳優を起用するなど必死に”爽やかな”イメージにして、若い世代に競馬に興味を持って欲しいようだが、やはり”競馬=おじさん・ギャンブル”といったイメージがどうしても拭えていないように思える。

ここは是非とも杠 憲太先生には、頑張ってほしいところだ。

 

 

今回の読み切りを読んでみて思ったのは、「主人公が騎手を目指す理由がクソだな」ということと、「ああ、やっぱり馬と会話するのか」ということだろうか。

やはり動物主体の漫画となると、”動物と会話できる”というのがどうしても必要になってくるようだ。

少年誌だとどうしてもこの方法が漫画として一番伝わりやすい、わかりやすいのだと思うが、そろそろ、何か”別の魅せ方”があっても良さそう。

 

この漫画では、”主人公が「動物と会話できる」という不思議な力を持っている”という設定であったが、もしもこの設定のまま連載となれば、競馬学校に入学した主人公の周囲はもちろん馬だらけで「他の動物」はいなくなるだろう。

その結果として、「馬としか会話を必要とせず」、この設定は取って付けの印象が強まり、活かされずに死んでしまいそうに思える。

 

連載するにあたってはこの”「動物と会話できる」設定”をどう活かすのかが、カギなような気がした・・そんな読み切りであった。

 

あと、主人公が騎手を目指す理由をもう少し好感が持てる理由に変えてほしい。

 

 

 

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