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神様にもらった力!『神様はサウスポー』【3分でわかる!ジャンプ漫画レビュー】

 

 

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かつて、世界を目指し死闘を演じた二人の男(ライバル)がいた。

試合後、一人は息を引き取り、もう一人は世界チャンピオンを育てるためにアメリカへと渡った。

それから十年後、アメリカの修道院で育った”早坂弾”は、亡き父の夢を果たすために帰国。

ライバルだった男の子供、井上旭と美鈴兄妹の家に居候をすることに。

そして、旭が経営するジムの所属となり、互いの父が果たせなかった夢、ボクシングの世界チャンピオンを目指すのであった。

 

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©神様はサウスポー
 

『神様はサウスポー』とは

 

週刊少年ジャンプ1988年22号から1990年31号まで連載していたボクシング漫画。

作者は今泉伸二、単行本は全12巻となっている。

2009年からは他誌で続編となる「神様はサウスポー ダイアモンド」が連載された。

 

 

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男の約束

かつて、”日本タイトルへの挑戦権”がかかった試合が二人のライバルの間で行われた。

お互いとうに峠を越えているとはいえ、その試合は稀に見る好試合。

しかし、その試合の代償は大きく、一人は試合後に息を引き取ってしまった。

 

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©神様はサウスポー

 

そして、もう一人は、自分たちが果たせなかった「世界チャンピオン」になる男を作るという約束を亡骸に告げ、「世界チャンピオンになる」夢を持つ息子・”弾”を連れ、アメリカへと渡ったのであった。

 

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©神様はサウスポー

 

井上 美鈴

それから10年後。

 

息を引き取ってしまったボクサーの娘である”井上 美鈴”は、兄の旭が経営する”ボクシングジム”の手伝いをしながら、生活していた。

そんな美鈴は、あるとき、アメリカへ渡っていた”弾”から10年ぶりに”日本に帰国する”と知らせを受け、心待ちにしていた。

 

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©神様はサウスポー

 

しかし、美鈴の前に現れたのは、神に信心する”ローブを着た不思議な少年”であった・・・。

 

帰国した少年・早坂 弾

神を信心するローブを着た不思議な少年・・・彼こそが、10年前に父と共にアメリカへ渡った”早坂 弾”。

 

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©神様はサウスポー

 

弾はアメリカに渡った後、父を亡くし、修道院で育てられていたため、俗世からかけ離れた善良で慈悲深い心を持つ少年へと生まれ変わっていたのだ。

 

弾のあまりの変貌ぶりにガッカリし、最初は素っ気なく接していた美鈴であったが、弾はしっかりと「世界チャンピオン」という夢を叶えるために、鍛錬を重ね、左腕に驚異的なパンチ力を備えていたのだった!

 

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©神様はサウスポー

 

こうして、井上兄妹の運営するボクシングジムに所属した弾は、父が果たせなかった夢である「世界チャンピオン」を目指し、奮闘していく。

しかし、弾の前には”強敵たち”が次々と現れ・・・。

果たして、弾は”世界チャンピオン”になることができるのであろうか?

 

 

最後に・・・

 

以上、『神様はサウスポー』のレビューであった。

 

なかなか少年ジャンプでは未だに根付いていないボクシング漫画に挑戦した作品。

ジャンプでは、「リングにかけろ」以降、まったくヒット作がなかったため、編集部的にも推していたような印象があった。

 

普段の弾は、「神様が~」だとか弱々しい発言や弱々しい姿なのだが、いざ、リングに上がると相手をボッコボコに殴り倒すギャップがとても面白かった。

今泉先生の画力もあってか、登場人物たちもどちらかというとスタイリッシュなキャラクターが多く、当時の格闘技漫画にありがちな”男臭さ”がしなかったところが女性ウケも良かったポイントだと思う。

 

内容的には、ボクシングの試合を長々と描く、というより、対戦者の悲痛な過去や経緯、そして、そこに関わる人々の人生や想いを描いた人間ドラマのような作りになっており、ボクシング漫画として期待をすると肩透かしなのかもしれない。

やはり、”試合だけで魅せる”のは、知識も画力もかなり必要となり、相当難しいと判断したのだろうか。

しかし、その主力となっていたドラマ部分も序盤は良かったものの、徐々に暗い話が続き、今泉先生特有の”お涙頂戴”が躊躇に現れだしたと思ったら、途中で息切れをしてしまったのか結局、そのまま終焉を迎えてしまった。

 

中堅として当時の強力な連載陣の中で2年に及ぶ連載、その中で描きたいことも描けたように思えるし、作品的には満足だったろう。

 

 

 

ジャンプ

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