日刊中年ジャンプ!

漫画家とトークでバトル!『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』【ジャンプ本レビュー】

 

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”ラジオジャンプ”とは、週刊少年ジャンプ創刊50周年を記念して、TBSラジオと週刊少年ジャンプがコラボしたラジオ番組。

人気お笑い芸人のサンドウィッチマンと、週刊少年ジャンプで連載していたor連載中の漫画家をゲストに呼んで、漫画のことや色々な裏話を聞くというトーク番組だ。

普段聞けない、今まであまり表に出ていないような話がどんどん出てくるため、ジャンプファンから大人気となっている。

そのトーク内容を濃縮して本にまとめたものが、今回紹介する本である。

 

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©ラジオジャンプ

 

『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』とは

 

2017年7月2日よりTBSラジオで毎週日曜日(土曜深夜) 、0:00~0:30に放送しているトーク番組。

週刊少年ジャンプに連載経験、または連載中の漫画家をゲストに呼び、お笑い芸人のサンドウィッチマンとトークを繰り広げる。

基本的に一人のゲストで2週分の放送となっている。

 

ここがオススメ!

 

ゲストの豪華な漫画家たち

ゲストに呼ばれている漫画家がとにかく豪華だ。

今回、収録されている漫画家は、宮下あきら、森田まさのり、稲垣理一郎、うすた京介、松井優征、許斐剛、藤巻忠俊、平松伸二、久保帯人、にわのまこと、篠原健太、桂正和、小栗かずまた、附田裕斗、真倉翔、大石浩二、中井義則、つの丸、池沢早人師、高橋陽一、ビック錠、嶋田隆司、コージィ城倉、佐伯俊&森崎友紀、高橋よしひろ、の総勢25組となっている。

大御所、レジェンドから現在連載を持っている人気漫画家ばかり。

週刊少年ジャンプを読んできた人ならば、誰しもが目にしたことがある名前だろう。

 

裏話が面白い

漫画に関する裏話がとにかく面白い。

メインパーソナリティが”サンドウィッチマン”だからということもあるのか、ゲストの漫画家は、隠すことなく楽しそうに当時の裏話を語っている。

以下、一部抜粋。

 

桂正和

・実は女の子を描くのが苦手

例えば『I's』の伊織は僕の作品全部を通してヒロインとして凄く人気ありますけど、最も描きたくなかったです・・・。

うんざりしてました(笑)

というのも気合を入れないと描けないんですよ。可愛く描かなきゃって。

だから今見ると、伊織は脇役よりも納得がいっていない絵がいっぱいあるんですよ。

 

大石浩二

アシスタントが来なくなったら停電

原稿間に合うか間に合わないかみたいな時に、来る時間にアシスタントが来なかったんです。

背景全部頼んでいたんで、背景描けないことになっちゃって・・・。

背景なしだと何やってるかわからないんで、話自体を変えて。

停電する話にしようと決めたんです。

そうしたら背景真っ黒で済むんで。

『いぬまるだしっ』6巻の第86回です。

 

久保帯人

・ハリウッド版『BLEACH』

実は1回ハリウッド版を作りかけたんです。

監督候補も決まっていて、主演したいという俳優さんに日本でお会いしたりして、けっこう進んでたんですよ。

その俳優さんが一護のイラスト描いてくださったり。

でも、どうにも脚本がまとまらなかった。

原作と全然違う脚本があがってくるんですよ。

脚本が向こうのオードソックスなハイスクールものに寄っちゃうんですよね。

(中略)

結局のところ、『BLEACH』でやらなくてもいいんじゃないか、と感じてしまいました。

 

 そして、25組の漫画家に共通して言えることは、連載中よっぽど大変だったのか、全員が週刊少年ジャンプの編集部に恨みを抱いてることであろう。

肺炎の中描かされ続けていた桂正和先生や、口論の末「なんでわかんねーんだよ」と編集者に壁ドンされた藤巻忠俊先生の話は、思わず笑ってしまった。

やはり「週刊少年ジャンプで描く」というのは、それだけ大変なことなのだと再認識した。

 

最後に・・・

 

以上、『サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ』のレビューであった。

 

今回は漫画ではなく、本の紹介だったが、内容はラジオのトークをそのまま文字にしている形となっているため、活字が苦手という方でもスラスラと読めるだろう。

裏話と編集部に対する愚痴がとにかく面白いので、少しでも興味がある方には是非読んで頂きたい。

 

 

 

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