日刊中年ジャンプ!

創刊50周年!「週刊少年ジャンプ」の意外と知られてないことを解説!

少年ジャンプが創刊50周年を迎えたわけだけど、そもそも「少年ジャンプ」についてどこまで知ってる?

ん~、そういわれると、なんで「ジャンプ」っていう名前なんだろうとか、疑問が色々あるなあ・・・。

やれやれ、今日はそんなアンタみたいな人達のために、「少年ジャンプ」ってそもそもなんなの?っていうお話よ!

 

 

 

 

 

週刊少年ジャンプ」の基本の「き」!

 

 

週刊少年ジャンプ」はどうやって誕生した?

 

週刊少年ジャンプは今から50年前、1968年の7月に創刊された。

この当時の子供の娯楽の対象は月刊マンガ雑誌でしたが、徐々に週刊マンガ雑誌へと移りつつあった。

そこで60年代後半、集英社”でも「うちも少年誌を作ろう!」と少年誌を出すことを決定したのだ。

しかし、まだまだ集英社の社内では週刊誌を作れる体制が整っておらず、制作は難航。

そこで当時、月刊マンガ誌「少年ブック」の制作に携わっていたスタッフわずか4人で、かけもちして「週刊少年ジャンプ」を創刊をすることに。

しかし、週刊体制を整えることがまだ難しく、創刊から1年後の1969年10月までは月2回の刊行雑誌だったのである。

 

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週刊少年ジャンプ創刊号

当時は「漫画新幹線」というキャッチフレーズ。

創刊当時は、連載ものが多かったライバル雑誌と差別化を図るため、「全部読み切りマンガ」を売りにしていたと言われているが、実際は「ジャンプ」は他誌に遅れをとっていたため、長期連載を今更、人気作家に頼むことが難しく、新人作家にいきなりの連載は難しいとの判断から、新人から多くの読み切り作品を集め、良い作品だけを掲載する形に成らざるを得なかった。

そのため創刊からしばらくは「読み切りマンガ雑誌」の形をとっていたのだ。

異なるマンガを次々に入れ替えて掲載することから、当時編集部ではこのやり方を「カセット方式」と呼んでいたそうである。

 

ちなみにジャンプ創刊号は現在「復刻版 週刊少年ジャンプ」という形で2017年7月に復刻版が発行されているので、読むことが可能だ。

 

 

 

「ジャンプ」の名前の由来

 

ジャンプ【JUMP】とは日本語で「跳躍」という意味がある。

跳躍には「どこまでも伸び続ける」というイメージがあったため、当時の創刊編集スタッフの「無限に飛翔するマンガ雑誌になって欲しい」との思いが込められ「ジャンプ」というネーミングになったそうだ。

 

 

ジャンプを表す「海賊マーク」ってなんなの?

 

ジャンプを読んでいるとよく目にするこの「海賊マーク」、果たしてこの「海賊マーク」にはどのような意味があるのだろうか。

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ジャンプの海賊マーク

実はこのマークは創刊号から現在に至るまで50年間ずっと使われている。

これは少年マンガ雑誌の世界にジャンプが殴り込む」という意気込みを未知の荒波に雄々しく乗り出す海賊のイメージにダブらせたから、といわれている。

 

 

ジャンプのキーワード「友情・努力・勝利」ってどういうこと?

 

週刊少年ジャンプ」では、作品作りや連載するうえで「友情・努力・勝利」という3つの言葉が基本コンセプトである。

なぜこの3つの言葉なのかというと、当時の週刊少年ジャンプのスタッフが子供の好みを知ろうと、毎年都内の小中学校でアンケートを実施した。

その結果「好きな言葉」として、他の言葉よりも人気が高かったのがこの「努力・友情・勝利」という3つの言葉だったそうだ。

そのため、この3つの言葉を核に作品を作っていこう、と決まったのだ。

 

例えば”ドラゴンボール”でいうと、

 

努力=修行を重ねて強くなる

友情=クリリンやブルマといった仲間達との絆

勝利=ピッコロ大魔王(敵)を倒す

 

というコンセプト通りのマンガになっている。

 

合併号がたまにあるけど、なぜ?

 

週刊少年ジャンプは毎年、1月のお正月・5月のゴールデンウィーク・8月のお盆、計3回の合併号を発行している。

 

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合併号

社会人の方ならば、わかっていて当たり前のことだとは思うが、この時期は印刷会社や出版関係の会社が休みを取るため、その間の発行が難しいので合併号という形をとっているのだ。

その代わり、合併号には付録がついたりするなど、普段とは違った特別な号となっている場合が多い。

 

 

巻頭カラーやセンターカラーといったカラーページがある理由

 

ジャンプが創刊された60年代当時は、他誌では巻頭カラーといえば、マンガ以外の企画モノに使われることがほとんどだった。

しかし、ジャンプ編集部は「読者は好きなマンガはカラーで読みたいに違いない!」という理由から、あくまでマンガにこだわり、巻頭カラーにマンガを載せることにしたのだ。

その姿勢は50年経った現在でも変わっておらず、人気作は巻頭カラー、期待している作品、これから人気が出そうという作品はセンターカラーで掲載している。

 

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レベルE センターカラー

 

 

知ってる?週刊少年ジャンプが起こした社会問題!

 

当時の編集部は「新しいスタイルのマンガは積極的に掲載しよう!」というスタイルでジャンプを作っていた。

そのなんでも取り入れていく姿勢の結果、過激な性描写が続出した「ハレンチ学園という、お色気マンガを生み出してしまったのだ。

 

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ハレンチ学園 1巻

この「ハレンチ学園」は永井豪先生によって描かれていた。

連載当時の永井先生は、他の連載陣の先生よりも年齢が若かったこともあり、読者により近い目線や考え方をもっているポジションの人物であった。

だからこそ読者のみんなが心のどこかで望んでいた「スカートめくり」といった「性描写」を作品に取り込むことで子供たちから大ヒットを得ることに。

 

しかし、このマンガは世間では賛否両論を巻き起こし、親や学校の教師は猛反発し、編集部は教育委員会に呼び出されることになってしまう。

現在、こんなことが起きようものならば、すぐさまマンガの方向性を変えるか打ち切りになるところなのだが、当時のジャンプ編集部は「想像力や願望は教育やしつけから大きくはみだすもの」と反論し、「ハレンチ学園」の連載をやめることはなかったそうだ。

 

この「常に新しいものを求め、積極的にどんなものでも取り入れる姿勢」が後の大ヒット作を生み出す土壌になっていると言われている。

 

 

 

当時、なんで「ジャンプ」は流行ったの??

 

ジャンプの創刊は1968年、現在もライバル誌である「サンデー」や「マガジン」はそれよりも約10年早い1959年に創刊されている。

一見、10年も遅れると手も足も出ないような感じがするが、この創刊が10年遅れたことが「ジャンプ」にとって逆に有利に働いたのである。

 

①「サンデー」と「マガジン」の10年分のノウハウを学べた。

週刊マンガ雑誌作りに関して、お手本となる「サンデー」や「マガジン」を隅から隅まで研究できたことが一番創刊が遅れて良かったことだと言われている。

そしてその研究の結果”マンガ中心の雑誌作り”をどこよりも早く始めていくことができたのだ。

 

当時はマンガ雑誌とは言え、読みものの延長上のような扱いだった。

そのためマンガより小説などの読みものが多く掲載されていることが当たり前。

もちろんそれは「サンデー」や「マガジン」にも該当していたこと。

しかし「ジャンプ」はそこから子供たちのマンガ人気だけに目をつけ、他誌よりも早く”マンガ中心の雑誌作り”をすることができた。

この”マンガ中心の雑誌作り”を初期から行っていたことで、子供たちからの人気を素早く得ることができ、創刊してすぐに「マガジン」や「サンデー」を抜き去ることに成功した要因となっているのだ。

 

②有望な新人の発掘ができた

「ジャンプがどうやって誕生したのか?」という所でも、少し説明しましたのだが、有名な大物漫画家はすでに「サンデー」や「マガジン」などで連載を持っていたために、「ジャンプ」は大物漫画家の連載を獲得するのが困難だった。

そのためどうしても新人に頼ることしかできず、「マンガは無限大の可能性を秘めている、どんな作品でも面白ければ掲載する」というスタンスを打ち出し、新人のマンガを積極的に掲載していた。

 

そしてちょうどその頃、ライバル誌であった「サンデー」や「マガジン」の人気が落ち始めたのだった。

これは、創刊初期から読んでいた子供たちが大人になって次々とマンガから離れてしまったから。

 

当時流行っていた”劇画路線”は新規の子供たちには受けず、ならばと青年誌向けへとシフトしていった結果、新しい子供読者を獲得することができなかった。

そのように”子供読者の獲得”を他誌が苦戦をする中で、ジャンプは子供に向けた今までになかった挑戦的な画期的なマンガをどんどん掲載していった。

すると読者の興味は次第に「ジャンプ」へと移ることになったのだった。

 

このとき「新人のマンガでも武器になる」と確信したジャンプは、それから次々と新人を発掘しては「新鮮味のある斬新なマンガ」を描かせることで、子供や大人たちから絶大な人気を誇るようになっていった。

そしてその人気は後も落ちることを知らず、90年代中頃まで続いていくのであった・・・。

 

 

 

 

ふぅ、とりあえずこれが「少年ジャンプ」の基本的なことね

へぇ~、海賊マークにはそんな意味があったんだ・・・。

ちなみに「カセット方式」はテストに出るわよ!覚えるように!

えっ・・・・・・・。

 

 

ジャンプ

  • 1980年~
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