日刊中年ジャンプ!

【打ち切り漫画レビュー】ひめドル!!

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こんにちは、takaです。

 

今回は2013年36号より連載が開始され、2013年52号で連載終了となった「ひめドル!!」のレビューをしたいと思います。

アイドルに憧れるヤンキーの女の子が美容師を目指している主人公と出会い、アイドルを目指していくというストーリーでした。

残念ながら見せ場とという見せ場もなかったり、美容師を目指すことを目的とした漫画なのか、恋愛漫画としていきたいのか、アイドル漫画としていきたいのかどっちつかずな漫画になっていた印象がありました。

 

 

ヒロインはアイドルに憧れる最強ヤンキー!

 

ありとあらゆる専門科目と技術を学ぶことができる、私立夢見ノ総合高等専門学校(通称:総高専)に入学した”桐山鋏太郎(きりやまきょうたろう)”は、美容師のおじいさんに憧れ、自身も美容師になることを夢見ていた。

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そんな鋏太郎は入学早々、有名な不良集団として有名な「射悪愛」の女頭として恐れられている鮫島アルトに出会う。

 

しかも、驚くことにアルトとは同じ普通科クラスで隣の席に。

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アルトに恐れながら毎日の日々を過ごしていると、ある時、ひょんなことからアルトに呼び出されるのであった

そこで、鋏太郎は彼女から「自分をアイドルにしてくれ」と頼まれてしまう・・・。

 

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普段は髪の毛を後ろでまとめ、マスクをつけて周囲を睨みつけている強面だけれど、実際は、身なりを整えると超美少女という、ラブコメによくありがちな”普段は地味で目立たないメガネの女の子だけど、実はメガネを取ると”・・・といった感じに似たような設定ですね。

話を盛り上げようと、途中、途中で様々な展開を入れてきたのですが、どれも急すぎて読んでいると毎回毎回それに対応しきれないというか、人気取りのために少し詰め込みすぎていたかもしれません。

 

 

なぜ打ち切りになったのか。

 

 

ヘアメイクとアイドルの関係性

 

読んでいてずっと違和感を感じて「なんだろうなあ」とずっとモヤモヤしていたのですが、もしかしたらヒロインと主人公の関係である”アイドルとヘアメイク”という繋がりが単純に理解ができていなかったからなのかもしれません。

知識がない人にはアイドルというものに対し、美容師(ヘアメイク)がどのくらい重要な要素を持つのかイマイチわからない。

なので、主人公とヒロインの関係性も薄く感じてしまう。

 

鋏太郎がアルトをヘアメイクして「こんなに綺麗になりましたー!」→バーン(綺麗になったアルトが登場)→読者「おおおお!可愛い!!」ということが、この作品の一番の狙いみたいなものだとは思うのですが、それが全然上手く伝わってきません。

 

だって、読んでいる側が美容師がどのくらい重要な要素を持つのかわからないんですから。

それにそもそも、アルトがもとから可愛いので髪型が変わろうが衣装が変わろうが、そりゃ出来上がるものは可愛いに決まっているので、そのヘアメイクした結果が大した驚きにはならないんですよね。

可愛い子が何したところで可愛いですよ。

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”アイドルがヘアメイクしてより綺麗に変身する”という面白さの根本がわからないのでこの作品に対して、読んでいて違和感を感じたり、面白さを感じなかったりしたのだと思います。

もしかしたら同じような意見の人が多かったのではないでしょうか。

 

理解を得るためにも「アイドルにヘアメイクってこんなに大事なんだよ!」という熱のあるような・・・説得力のある説明が序盤に欲しかったです。

せっかく作者自身も美容師だったのに・・・。

 

 

主人公の必要のなさ

 

単純に”桐山鋏太郎”は必要なのかな、と読んでいて思ってしまいました。

設定上、もともと「アルト」という人物は、ヤンキーという部分以外は、顔が可愛く、振付はすぐ覚えられ、綺麗な歌声を持っているので、アイドルとして最初からほぼ完成されてるのです。

あとは髪型がどうにもできないから”桐山鋏太郎”に協力を・・・という形なのですが、髪型くらいなら未熟な学生に任せるより、そこら辺の美容室でプロに任せたほうが絶対良いだろうに・・・。

”恥ずかしさからいけない””父親が厳格”という部分もあって、美容室には行けないのかなあという感じは読んでいてしましたが、「絶対に桐山鋏太郎じゃなきゃいけない!」という部分が上手に描かれていませんでした。

そんなこともあってなのか、主人公にも関わらず、桐山鋏太郎の必要性や、存在が本当に薄かったです。

もう主人公の存在が薄いって致命的ですから。

作者もそれが薄々わかってきたのか、恋愛要素を途中途中で入れたのでしょう。

恋愛要素がないと桐山鋏太郎の存在理由が本当になくなってしまいますから。

そのせいもあって、漫画自体が恋愛漫画やりたいのかアイドル漫画やりたいのかブレにブレてしまった原因にもなったのではないでしょうか。

 

 

 

 

その他、謎のすごく広い用具入れに幼馴染ヒロインと閉じ込められ、幼馴染ヒロインが突然自分語りを開始した問題や、最終回で突然、桐山鋏太郎に怪我をさせて無理やりキャラ立ちさせた問題、筆跡がわからないようにわざわざ切り文字で手紙を出したにも関わらず自分の名前まで丁寧に記入していたライバルキャラ問題、調理科の友達や衣装作りのオカマ、後に超空気問題・・・などなど言い出したら切りがないくらいの問題を抱えて、明らかな技術力不足がものすごく目立っていた作品でした。

とても残念・・・・。

 

 

 

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